【調査】マイナポイント獲得のためのマイナンバーカードを申請#1

マネー

マイナンバーカードの交付が2016年1月に始まって以来、もうまもなく7年が経過するらしい。政府は交付率拡大のために、「キャッシュレス決済」に使用できるポイントを付与することで、普及拡大を図るが、2022年12月末まで延長した第二弾のキャンペーンを持っても、11月28日時点で人口に対し申請率60%程度。問題点はいくつかあると思うが、実際調べるにあたり、早速壁にぶち当たったのが、①申請方法がわかりにくい、②キャッシュレス決済自体がまだまだ普及しきっていないためメリットを感じにくい、③老齢者、子供がいる家族が申請するにあたるハードルが高い(各種融通が利かなすぎる)。これらにより、申請を考える人は多いが普及が進まない原因になっていると思う。本題に戻すが、別居している家族から2022年10月13日政府が発表した、2024年秋には現行保険証を廃止して、すでに保険証利用が始まっているマイナカードに一本化する方針を受けて、マイナカード申請の協力要請が来た。そのため、申請に当たり色々と調べてみることとする。

続き:【調査】マイナポイント獲得のためのマイナンバーカード申請#2

マイナンバーカードって何?

マイナンバーカードはマイナンバー(個人番号)が記載された顔写真、ICチップ付きプラスチック製のカードであり、表面に氏名、住所、生年月日、性別と本人の顔写真、裏面にマイナンバーと個人認証機能のみできるICチップを搭載。わかりやすいのは国民全員が付与されたマイナンバーが記載された免許証のようなカード。無料で交付され(免許証は有料)マイナンバーを付与されている方は申請可能。

主な機能:①身分証明書、②金融機関での口座開設、③コンビニ交付サービス(住民票写しや各種証明書の取得)、④インターネットでの各種申請:e-TAX、ネットバンキング、オンライン契約、⑤健康保険証利用(医療機関、薬局などでマイナンバーカードの健康保険証利用が可能)など

正直、これまで免許証や各種証明を2種提示して本人確認、各種申請していたものが、マイナンバーカードをもっていれば1枚でできますよ、という内容に思える。そこまでのメリットはあるのだろうか?は疑問であり、日本人であれば、デメリットやリスクがあるのでは?と思う方が多いため普及率がなかなか上がってこないのでは、という推測も納得できる。

マイナンバーカードを申請することで得られるマイナポイント

上記で調べた限り、大きなメリットは感じないが、今回のトピック、「マイナポイント」について調べて見る。マイナンバーカードを新規作成し各種条件を満たす場合は「キャッシュレス決済で使用できるポイント」が付与される。最大で20,000円相当のポイントが付与される。

1.マイナンバーカードを新規作成:最大5,000円相当のポイント

2.健康保険証としての利用申し込み:7,500円相当のポイント

3.公金受取口座の登録:7,500円相当のポイント

マイナンバーとともに国に登録しておき、給付金等の支給を受ける際に利用を申し出ることができる口座。これにより、給付金等の申請手続等において、口座情報の記載や、通帳の写し等の添付等が不要になる

デジタル庁

 マイナンバーカード総合サイト:https://www.kojinbango-card.go.jp/

どんなキャッシュレスサービスで付与されるのか?

ポイント付与はキャッシュレスポイント限定らしく、家族まとめて申請の場合、キャッシュレスサービスを使用していない・または使用できない家族分は法定代理人が変わって申請する。ただし、申請にあたり、同一サービスに複数人のマイナポイントを合算して付与することはできないため、代理人名義の決済サービスで申し込む場合も利用者1人につき1つの決済サービスの選択が必要。例えば7人家族で、そのうち5人分を代理申請する場合、自身を含む6つの決済サービスを用意する必要がある。普及を目指すキャンペーンとしてしっかり議論された方策なのか、は甚だ疑問を感じる。どのようなサービスが使えるのか、代表的なものを列挙してみる。

  • 交通系サービス:SUICA、ICOKA、MANAKAなど電子マネー、チャージタイプ
  • クレジットカード:au Payカード、楽天カード、三井住友カード、オリコカード、イオンカード、dカード、JCBクレジットカード など(カード付与ポイント)
  • QRコード:au Pay、Pay Pay、R Pay(楽天)、d払い(ドコモ)、ゆうちょPay など
  • 電子マネー:nanaco、WAON、majica、R Edy など

上記以外にも地域に根付いたサービスも含めると、申請できるサービスは多様。決済サービスによって、ATM申請、コンビニに設置されているマルチコピー機申請可否があるため詳細は以下「現在受取可能な決済サービス」を参照頂きたい。

重要ポイント:マイナンバーカードの申請期限は22年12月末、これまでに申請していなければ付与の対象にはならない。

元々、第一弾が9月締め切りであったが、3ヶ月の延長。申請率を見るとまだ延長しそうではあるが、現時点では申請締め切りは12月末、ポイントの申請期限は2023年2月末。

現在受付可能な決済サービスhttps://mynumbercard.point.soumu.go.jp/service_list/service_possible

まとめ

マイナポイント第二弾キャンペーンのポイント最大20,000円相当分を受けるには、以下期限内に処理が必要である。

1.12月末までにマイナンバーカードを申請

2.マイナンバーカード新規作成、健康保険証利用の申し込み、公金受取口座の登録が必要

3.23年2月末までに「キャッシュレス決済サービス」でポイント申請

申請及び受取方法については、実際申請しながら調査したいと思う。

【特典】ポケットモンスター バイオレット(【早期購入特典】特別な「ピカチュウ」)

価格:6,117円
(2022/12/7 00:55時点)
感想(287件)

コメント

error: Content is protected !!
タイトルとURLをコピーしました