小さな子供がいる家庭では、日々・毎週の買い出しに子供を連れて行くことは非常にストレスになっているかと思う。子供たちが好き好んで、食料品の買い物に付いてくることも無く、また付いてきてくれたとしても集中して買い物などできる状態ではないだろう。筆者は2022年にようやくコストコデビューを果たし、月1回のペースでコストコへ買い物に行くようになった。最初の頃は子供も物珍しさに付いてきてくれていたが、3回目あたりから乗り気じゃ無くなった。しかし、コストコに行く楽しみを共有することで、月一回のコストコへの買い物が、子供にとっても楽しみになった。
コストコの家族での楽しみ方
①フードコートでの食事
②コストコにいった日はおうちでパーティ
筆者の家では上記2点を「楽しみ」として加え子供たちと共有したたことによって、長時間の買い物にも付いてきてくれるようになった。
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コストコのフードコート、こんな値段でいいんですか？
コストコにはレジで支払いを終わった先にフードコートがある。倉庫型店舗と言うこともあり、お世辞にもレストランとは言いがたいが、無機質に並べられた金属製のテーブルと椅子が食事をする顧客の回転率を上げている。いつ訪れても、フードコートには行列ができており、テーブルを確保できない多くの来店者はカートをテーブルにして立ったまま食事をするか、外にでて座れるところを探し、食事をする、または車の中で食事をしている。フードコートの最大の魅力はその安さとドリンクはおかわり自由という太っ腹さ。コストコで有名なのは、ガソリンの安さもあるが、フードコートも同様に、店舗に来店頂き、お金を使って頂いた来店者にガソリンやフードコートメニューで還元しているスタイル、と理解している。支払いレジを境に、きちんと「儲ける部分」と「顧客へ還元する部分」を綺麗に分けているようにも思える。初めて子供たちとフードコートでホットドッグを食べていらい、コストコ＝ホットドックを食べに行く、に変わった。そのお値段、なんと180円でホットドッグとドリンク飲み放題が付いてくる。注文するとバンズに無造作にソーセージが挟まれ、その後購入者はケチャップ、マスタード、タマネギ、レリッシュ（薬味：ピクルス）を好きなだけトッピングすることができる。その安さとトッピングの自由度に子供たちも大満足である。ドリンクはコーラ等のソーダやオレンジに加え大人には嬉しいウーロン茶もある。コストコ自体で月に1度数万円単位で消費してしまうため、コストコの戦略に毎回負けて帰ってくるが、子供たちが満足してくれるのであれば、それでもいいか、とは思わせてくれるのが、このフードコートの恐ろしさである。
おしぼりなどは提供されないため、フードコートのテーブルや食事中の汚れを拭き取る場合のおしぼり（小さなお子様がいる場合はおしりふきが常に便利）を持参されることをおすすめする。
コストコに行った日はおうちでぱーてぃ♪
コストコに来店された方はご存じかと思うが、コストコで販売しているものは多岐にわたるが、ホームパーティを開くことができる食料品や惣菜が多い。最近話題なのはお寿司の盛り合わせや、大きなチキン、または少し手を加えるだけで調理が済むブイヤベースやエビのカクテルソース、サラダ、大きなキッシュなど。また精肉コーナーでは焼き鳥のセットや大量の肉が入った、BBQ用のパッケージなどである。我が家ではこれらを気分によって購入し、コストコから帰った日の夕方は家で盛大に？パーティとしている。少々贅沢品にはなるが、家族で外食するよりは安く済むしなにより夕飯を考える、作る手間が省けることが大きい。さらにはコロナ禍もあり、外出制限が多い中、子供たちに家でも楽しめることの一つとなっており、コストコに行く大きな目的になっている。
コストコに求める物の変化
コストコに対して当初は安く購入できることを目的に会員になった。しかし、現状ではコストコで販売しているものが、実際安いのかどうか、はなかなか判断に困る状況である。明らかにコストコで購入した方が安い物もあることは確かであるが、全般を通すと計画外のものを購入してしまいがちになっており、普段スーパーで購入することを考えると割高感は否めない。一方で、その価格を支払ってでも、楽しむことができる目的を見つけられたことは、コストコに出会って良かった、と思える一面である。新型コロナウイルスの影響により、ますます家で過ごす時間が増えていること、家での楽しみ方には限界もあるが、コストコに行くことで家での楽しみ方が増えたのは確かである。
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