【節約になる!】定期的な保険の見直しが必要な理由と節約・条件の良化のために保険を見直した話

マネー

11月は多くの方が忙しい中、年末調整に向け申請に必要な書類を整理し、年に1回自身が何にどれだけのお金を支払っているか、改めて実感した方も多いと思う。この時期、保険契約をしている方であれば、年間の保険料支払い額が記載された書類が各社から届き、年間支払い金額、生涯支払い金額をみてぞっとし、また翌年の年末調整まで目をつぶってしまう方も多いと思う。保険は「もしもの備え」のため、保険に入ることで得をする、儲けるということは難しい構造になっており、利用者が選択するのは限られたポイントになる。リスクに備えどれだけの資金を費やすか、見直しによって節約・辞めることで月の支払い金額を減らすことができるか、正解が無いため常に判断2困るため、一度契約したら、そのまま、という方が多いのでは?筆者は一度契約した保険を、掛け金もばかにならないなぁ、と思いつつも、そのまま放置。今回見直したきっかけは、各種保険を契約することとなった某窓口から葉書を頂き(今時珍しく、手書きで保険料の見直しができるかも、との葉書を頂いた)、詳しい話を聞いた上で既存保険の見直しを行い、条件の良化と毎月の保険料見直しを行うことができた。保険に加入するかしないかは個人の判断にもよるし、メリット、デメリットについても見解がわかれることだが、筆者は一定の満足を得ることとなった。

この見直しにより、毎月の保険料を約2,000円/月、24,000円/年の節約につながった。

非喫煙者・健康診断の結果で保険料が安くなる!

筆者が今回見直した保険は、①収入補償、②がん保険の二点を見直した。

①収入補償(掛け捨て)

 被保険者が死亡時に残された家族に対し20万円/月支給される保険に加入。65歳まで掛け捨てで契約し、65歳まで30年間支払いと仮定すると、総額200万円以上の支払いになる。この保険を契約した当時、深くは考えていなかったと思うが、もしもに備え、残される可能性のある家族にある程度まとまったお金が「収入」として毎月支給されることに魅力を感じ、加入した。

私は今回某窓口より案内あり、「非喫煙者」で1年以内の健康診断の結果に「要受診・精密検査」などの項目が無く、BMIが正常な値であれば、保険料の見直しができる可能性がある、と連絡を受けた。

生命保険のリスク細分型

生命保険には健康状態が良好であったり、喫煙者ではないと保険会社に判断されると、保険料が割引になる「リスク細分型」がある。生命保険会社は被保険者が万一のときに保険金が給付金を支払うため、契約後に保険金や給付金を支払うリスクが「高い」と判断されれば、契約が行えない場合もある。一方でリスクが「低い」と判断される被保険者にも保険に加入しやすいよう、リスクが低い分を保険料の低減として被保険者に還元。昨今企業でも「健康経営」、「健康を維持しよう」と具体的な取り組みや啓蒙活動が活発になっており、「健康では無いこと」はコストがかさむため、こういった細分を実施している。この恩恵を受けるには、保険会社によるかとは思うが、健康診断や人間ドックの結果の提示、告知、簡単なニコチン検査が必要。

②がん保険

 最近はがんはもはや治らない病気では無くなってきており、保険の補償内容も変わっている様子。見直し前に加入していた保険の補償内容は以下である。

  • がん診断時点:診断年+翌年の補償として、50万円の一時給付金
  • 3年目:当年+翌年の補償として50万円の一時給付金、「ただし、入院していることが条件」

 →数年前に加入した時点ではがんは「入院して治療する」ことが念頭におかれていたが、現在では在宅、通院での治療、緩和などがんの治療は様々になってきており、補償内容も時代に合わせて変わっている

見直した条件

  • がん診断時点:診断年に30万円の一時給付金
  • 2年目以降も当年判断時にがんであれば同額支給
  • 条件:がんが体内にあること

→要は時代に合わせて、通院でも自宅治療でも、治療していなくても「がんである」ことが証明できれば保険金が支払われる。

定期的な見直しの必要性

数年間保険を契約し、契約した内容すら覚えていなかったが、契約当時の条件と現在の環境・変化点を考慮すると、今回見直して良かった点は以下になる

  • 条件の良化:がん保険 保険金支給条件の緩和 「がんであれば保険金を受け取ることができる」
  • 節約:①健康・非喫煙者であることで支払金額を減額 、②条件良化+支払金額の減額

この見直しにより、健康であったことや非喫煙であったことを「お金のメリット」として還元を受けることができたこと、医療の進化により、がんとの向き合い方が変わっている中で、保険の条件も良くなっていることの恩恵を受けられたことが最大のメリット。個人で毎年保険の見直しを行うことができれば良いのだが、私自身は一度契約したものを改めて自分で調べて見直すという行為は非常に腰が重たい。特に保険内容は毎年改定され、内容も複雑になっており、今回某窓口を通してメリットを感じられた点であった。

皆さんも一度自身の保険内容の振り返りや健康状態によって見直せる点が無いか、一度確かめてみることで恩恵を受けることができるかもしれません。保険の窓口(https://www.hokennomadoguchi.com/)

コメント

error: Content is protected !!
タイトルとURLをコピーしました