【城めぐり】2023年大河ドラマ「どうする家康」、ゆかりのお城巡り

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2023年大河ドラマ、「どうする家康」に主演の俳優松本潤さん他出演者が、2023年1月8日にイベント「大河ドラマ『どうする家康』東海プレミアリレー」として主な舞台である静岡、愛知を1日で訪れイベントを開催する。愛知県岡崎市で開催されるイベントの倍率はなんと196倍で非常に注目されている。愛知県岡崎市は家康公生誕の地でもあり、先月の岐阜県「信長祭り」に俳優の木村拓哉さんが訪れ大変話題になった直後の今月、もうまもなく俳優の松本潤さんが愛知県岡崎及び静岡に訪れる、ということで東海地区は特に盛り上がっている。そんな愛知県には織田信長、徳川家康共にゆかりの城が有り、戦国時代の中心地でもある。今回はそれぞれのゆかりのある城を巡ってみる。

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徳川家康ゆかりの地、岡崎城~名古屋城~小牧山城~犬山城

1.家康生誕の地、「岡崎城」

徳川家康(幼少期は竹千代)は愛知県にある岡崎城で生まれ、6歳で人質になった後、19歳で再び岡崎へ戻り城主となった。その後、浜松城、駿府城、江戸城(江戸幕府)にて天下統一を果たした。生誕・始まりの地が岡崎に有り、23年1月8日、大河ドラマ「どうする家康」放送開始日にイベントが開催される。徳川家康公の生まれた岡崎城を中心に岡崎公園内を散策するコースがおすすめ。家康公が生まれた時に使われたといわれている産湯の井戸やえな(へその緒と胎盤)を埋めたとされる塚、家康公が生まれた際に金の龍が昇天したという伝説が残る龍城神社など、開運スポットが満載。残念なのは現在はリニューアル工事中。。。

アクセス:

■公共交通機関:名鉄「東岡崎駅」より徒歩15分、愛知環状鉄道「中岡崎駅」より徒歩15分
 名鉄東岡崎駅より4番のりばバス「康生町経由」乗車→「康生町」下車→徒歩5分
 JR岡崎駅よりバス「康生町方面行き」乗車→「康生町」下車→徒歩5分

■車:東名高速道路「岡崎I.C.」より名古屋方面へ3km(国道1号沿い)

 ※駐車場:24時間利用可能

  7:00~22:00…100円/30分、22:00-翌日7:00…50円/30分
  ※上限1,500円で24時間ご利用可能

開館時間:リニューアル工事のため、2022年6月16日(木)~2023年1月20日(金)まで工事休館

※どうする家康放送に向け新たにお土産屋など新規オープン予定

2.「名古屋城」、家康が築いた近世城郭の最高峰の名城

名古屋城は関ヶ原の戦いで勝利した徳川家康が大阪に残る豊臣方に対する備えとして築城。当時の最新建築技術が注ぎ込まれ、築城された名古屋城は近世城郭の最高峰の名城と称される。1945年5月14日の朝、アメリカ軍のB29(爆撃機)により、天守、本丸御殿が無数の焼夷弾により焼失。現在の天守閣は鉄筋コンクリート、エレベーターが常設されているなど物議あるも、現在は寄付金を募り、木造復元が2008年から進められ「名古屋城本丸御殿」が忠実に復元され2018年に完成公開を迎えた。

名古屋城は市内に位置し、観光の立ち寄り地としても最適なスポット。名古屋城入り口には実物大のしゃちほこのレプリカが展示されている。商業地でもある栄や名古屋駅からも近く、名古屋城に立ち寄った後に、名古屋の繁華街でショッピングや食事を楽しむにも便利な立地。

アクセス:

■地下鉄:名城線 「市役所」 下車 7番出口より徒歩 5分 ※23年1月4日より「名古屋城」駅に名称変更

■名古屋鉄道(名鉄):瀬戸線 「東大手」 下車 徒歩15分

■バス:

  • 栄13号系統(栄~安井町西) 「名古屋城正門前」
  • なごや観光ルートバス「メーグル」
  • 基幹2号系統 「市役所」 下車 徒歩5分

■車

名古屋高速1号楠線 「黒川」 出口から南へ8分
名古屋高速都心環状線 「丸の内」 出口から北へ5分 

 駐車場:正門前駐車場、30分180円

■料金:大人500円、中学生以下 無料

3.織田・徳川連合の陣城、「小牧山城」

桶狭間の戦いに勝利した信長が美濃攻めの拠点とするために築城した小牧山城(清洲から移転)。1584年3月から11月にかけて、尾張北部の小牧山城・犬山城(国宝)・楽田城を中心に合戦が行われ、全国にも合戦が波及し、合戦の名称に「小牧」や「長久手」を冠したものが多い。「小牧・長久手の戦い」では秀吉軍を迎え撃つために織田信長と徳川家康の連合が組織され、わずか五日間で山の周囲を土塁と堀で囲む大規模な改修が実施された。結局ここでは両軍にらみ合いとなり、実質の合戦は実施されなかった。

小牧山付近では両者の小競り合いで終始し、同年4月に起きた長久手での戦闘では家康軍が優勢となりましたが、最終的には秀吉と信雄の和睦により、小牧・長久手の戦いは収束を迎えました。

この戦いは秀吉と家康が直接対決した唯一の戦いであり、この戦いを足掛かりとして、家康は天下統一を成し遂げます。
このことから、小牧・長久手の戦いは真の天下分け目の戦いともいわれています。

小牧市観光協会説明文より抜粋

住所:愛知県小牧市堀の内1-1

アクセス:

名鉄小牧駅から徒歩20分、またはバスで11分(停留所:小牧市役所前または小牧山城下車1分)

車:名神高速小牧ICから国道41号経由約5分。または名古屋高速小牧南出入口から国道41号経由約10分

 ※50台駐車場あり、2時間無料

料金:拝観無料、小牧市歴史館・れきしるこまき(小牧山城史跡情報館)は入館料 大人100円、中学生以下無料

国宝、犬山城

犬山城は現存する日本最古の木造天守を誇る、国宝。織田信長の叔父である織田信康により創建された。尾張・美濃の国境に位置し、そのため幾多の激戦の舞台となり、小牧・長久手の戦いでは秀吉方の本陣にもなった。木曽川を背景にした立地により、断崖上にそびえる天守は後堅固の城と称され、現存する日本最古の様式で望楼型の三重四階、地下二階構造。全国にたった5つしかない国宝天守のひとつ。木造階段を上りきった天守閣からの眺めは最高。階段は急で狭いため、覚悟して上る必要あり(服装には注意、特にスカートなどおすすめしません)。春は桜、夏は青空と広大な木曽川、秋は紅葉、冬は(愛知は降雪は少ないが)雪景色、と四季折々で雄大な景色を楽しむことができる。国宝天守から眺める城下や夕焼けは一見の価値あり。

住所:愛知県犬山市犬山北古券65-2

アクセス:

電車:最寄り駅 犬山駅(名鉄犬山線、小牧線、各務ヶ原線、広見線)

駐車場:110台、有料駐車場あり、300円/1時間。

 ※犬山城までは少し歩きますが城下町を散策可能。休日は混雑する可能性も高い

営業時間:9:00~17:00(※12月29日~31日は休館)

利用料金:大人 550円、小中学生 110円

家康街道スタンプラリー開催中(~23年1月31日まで)

家康公にまつわる地域にて、12月1日よりスタンプラリーが開催されている。ゆかりの地を巡りチェックインしていくことで、最終的に家康公の軌跡をたどりつつ、景品をゲットできるイベント。家康公誕生の地「岡崎」、出生の地「浜松」、数々の名武将による勢力争いの地「東三河」の3圏域を巡ることで家康公の軌跡をたどるイベント。

景品:A賞 トートバック(先着90名、スタンプ10個必要)

   B賞 ハンドタオル(先着300名、スタンプ5個必要)

■チェックポイント

岡崎:岡崎城(城南亭)、大樹寺

蒲郡:八百富神社

豊川:豊川稲荷

豊橋:吉田城

新城:設楽原歴史資料館、鳳来山東照宮

田原:田原城

浜松:龍潭寺、浜松城天守門(※入場料200円要)

愛知公式サイトより引用

家康街道スタンプラリー公式サイト:https://www.aichi-now.jp/spots/detail/3781/

まとめ

東海地方は天下分け目の合戦や有名な戦国大名が多く活躍した地である。現存する「お城」はほとんど現代の技術で復旧されたものであるが、愛知には「国宝天守、犬山城」もあり、信長、秀吉、家康と数多くの人が知っている三公のゆかりの地を巡ることができる。今回はお城を主軸にご紹介したが、お城周辺には城下町の名残を残す地域や名物なども多く有り、待ち巡りとしても楽しむことができる。

信長ゆかりの地 清洲:ジワジワきている!?すずめの戸締まりSNSで話題になった「清洲」について少し調べてみる

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