【年末掃除】お風呂のエアコンと換気扇、黒いカスが降ってきたら、内部は相当汚れている

生活

2022年もあと1週間で終わりを迎え、2023年がやってきます。筆者の自宅は住み始めて丸9年が経ち、ここ数年、冬にお風呂の暖房を稼働すると黒いカスや塊が降ってくるようになり、お風呂を汚してしまうことが悩みでした。皆さんのご自宅では同じようなお悩みは内でしょうか?これまで取り外しが簡単なフィルターやエアコンの吹き出し部は掃除していたのですが、どうやら内部にたまっているホコリやカビが溜まりすぎている様子。しばらくエアコンを使用していると、降り積もる汚れが少なくなっていました。しかし今年は特にひどく、一大決心してエアコン部を解体ししっかり掃除をすることとしました(子どもが恐怖で号泣するレベル)。これからご紹介するのは、換気扇とエアコン部分の掃除方法と掃除後の結果をお伝えします。一部「汚れ」の写真を含みますので、若干閲覧注意、と致します。筆者は専門業者にお願いすることも10分程度悩みましたが、自分で試してみることにしました。今回は自分で掃除する場合、どういった状態かをご紹介しますが、ご自身で対応する場合は自己責任となります。

ご参考:所要時間は換気ファン、フィルター、カバーの乾燥時間を除き約2時間程度、乾燥に約1時間

準備

  1. メーカー確認・説明書確認
  2. 外注の検討:時間と手間の節約、コストはかかる
    • エアコン掃除外注先検討:値段は大凡8千円~。年末でも有り早期に対応したいため、自分で掃除することに決定。少々不安でしたが、自己責任で実施することに。
  3. 道具の準備
    • 必要なモノ
      • ドライバー(プラスドライバー)
      • 精密ドライバー(眼鏡用など先が細いモノ)
      • モンキーレンチまたはスパナ(換気用ファンを外します)
      • 脚立またはステップ
    • あったら便利なモノ
      • 歯ブラシ(すき間の汚れやがんごな汚れを落とします)
      • スポンジ(カバー類を洗います)
      • お風呂用掃除洗剤または中性洗剤
      • 竹串(すき間のホコリ、汚れを取り除く)
      • カメラまたはスマホ(作業や取り外し前の状態を記録、タイマーを使用し内部を撮影)
      • 保護めがね、マスク(汚れが降ってきます)
  4. 浴室乾燥・エアコンのブレーカーを必ず落とす
    • 感電するのでここが重要。必ず対象のブレーカーを落としましょう。

作業開始:作業時間は約2時間程度

1.カバーの取り外し

  • カバーの取り外し
    • 白いキャップでねじ部を保護(水滴によるさび防止)してあるため、精密ドライバーでキャップを取り外す
    • ネジが4カ所あるため、対角線に沿って外していく。カバーが落下しないよう際カバーを抑えながら取り外す
    • 取り外したネジは、カバー用とわかるようにわけておくとベター
  • 取り外し後のカバー
    • すでに汚れが溜まっています。基本的にフィルター部はカバーを取り外さなくとも掃除は可能ですが、そのカバーの裏側に汚れが溜まっています。これらはカバー内部にある、エアコンや換気ファンに堆積している長年の汚れです。

2.エアコン及び換気扇の取り外し

次にエアコン及び換気扇を外していきます。ネジを6カ所外すとエアコン及び換気扇部が接続部からだらんと下がります。その後、換気ファンを外していきますが、ナットを外した後、ファンの落下に注意

以下写真の赤い丸6カ所を外していきます。設備によりネジのカ所数や場所は異なります。これらを外すと、右の写真のようにユニットとカバーがだらん、と外れますが落下はしません。また取り外していく際は、ネジがどの部分か、掃除後に再現するために元の状態の写真を撮っておくこと、ネジを分けておいておくことをおすすめします。特に換気扇の取り外し部は接続分が多いため、要注意

次に、換気ファンを外していきます。この時点ですでにホコリが下に落ちていきます。上部写真の丸い部分が換気ファン、長方形の白い蛇腹状の部分がエアコンのユニットになります。換気ファンを外す際は、丸いカバー部分を少しずらしてすき間を大きく開けてから作業を行うと、作業しやすいです。

赤いまるで囲っているナットをモンキレンチまたはスパナで外します。ファンと接続器具が落下しないようにしっかり抑えましょう。また、ナットを外すと、ワッシャーや接続部品が外れますので、下にお風呂の排水溝がある場合は、蓋を閉じましょう

3.外した後の最も汚れている部分をご紹介

■換気ファンのすき間にびっしりとホコリと汚れが詰まっています。

■エアコン部の上部(下からは見えません)はさらにたくさんのホコリが、、、

天井備え付け部とエアコンの上部は水洗いができないので、歯ブラシや竹串で汚れを落としていきます。自分の顔にかからないように注意しましょう。この部分は下からはよく見えないため、スマートフォンで写真を撮影し、確認しながら作業を進めます。すき間の汚れがなかなか取れないため、細長い掃除道具などあると便利です。

4.取り外した換気ファンとカバー・フィルターの掃除

取り外した換気ファンとカバー・フィルターはまず水洗い(この時点で真っ黒な水になります)をしてから、お風呂用洗剤を吹きかけ、歯ブラシ(使い古し)やスポンジ(使い捨てなど)にて汚れを落とします。落とした後は以下の通り。

すき間に溜まっていたホコリも取り除きました。カバー同士の接続すき間にも汚れが溜まっているため、歯ブラシやスポンジで丁寧に汚れを取り除きます。エアコン上部は使い古しの歯ブラシにて少しずつ汚れを下に落としました。

5.各部品を元に戻す

取り外した部品を元に戻していきます。取り外しと逆の順番で作業を進めます。天井にあるユニットに取り付けていくため、作業はやりにくいです。特に換気ファンを取り付ける際に、接続部品の順番を忘れてしまうと苦労するため、しっかり記憶する、メモする、または写真を残しておきましょう。また、取り付けユニットや部品を落下させると下の浴槽を傷つけるため、心配であれば新聞紙・レジャーシート、クッションマットなどを引きます。外観はほぼ掃除前と変わりませんが、内部から落ちてきたホコリが下にたくさん落ちています(あまりにひどかったため、写真の掲載は控えます)。すべての取り付けを終えたら、ブレーカーを元に戻し、換気扇とエアコンの作動確認を実施。

6.まとめ

今回、あまりにも上部から降ってくるホコリが多く、子どもが入浴中に号泣してしまいました。お風呂に入りたくない、とならぬように翌日すぐに掃除を行いました。所要時間は換気ファン、フィルター、カバーの乾燥時間を除き約2時間程度、乾燥に約1時間だったため、午前中で作業は終了しました。その後、汚れた浴槽と床を掃除して終了です。取り付け後の試運転と2日間程度は若干残っていたホコリが舞い降りましたが、3日目以降はホコリが降ってくることはありませんでした。安心なのは専門業者にお願いすることと思いますが、すぐに実施したい場合は自己責任で一度試してみてください。

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